「やりたいことはいろいろあるのに、育児をしていると自分の好きなこと・やりたいことができない」
「どうしたら育児しながら自分のやりたいこともできるのか」
今回はこのようなお悩みにお答えします!
以前の私も同じ悩みを持っていました。
「ジムに行って筋トレがしたいけど行けない」
「読もうと思って買った本がいつまでも溜まっている」
「YouTubeで見たあんこう鍋を食べに本場の茨城に行きたいと毎年思うが結局行っていない」
「ブログを書きたいけど時間がない」
しかし、これからお話するある考え方に気がついてからは、0歳2歳の娘を育てながら
「毎日筋トレ(2025/03時点で270日以上継続中)
「毎月10冊以上本を読む」
「本場のあんこう鍋を食べることを実現」
「ブログを再開」
という「やりたいことがやれる」ようになりました。
この記事ではその考え方やコツをお伝えしようと思います。
【結論】50点でいいから、いま点を取る
そもそもの考え方を
「育児中だとやっても50点しか取れないからやらない。いつかやる。」
から
「50点でいいから、いま点を取る」
へ変える
これが私がやれるようになった考え方です。
つまり、めちゃくちゃ簡単に言うと
「ハードルを下げて行動する」
ということです。
なぜ「50点でいいから、いま点を取る」が大事なのか
子育てをしながら自分のやりたいことを100%完璧にできる条件を揃えることは難しいです。
自分が思い描く理想の状況が実現できそうな状況になるまで待っていたら、いつまでも何もできません。
育児中である今のあなたの最高得点は「50点」なんだと認識を変えましょう。
「自分の最高得点は50点」というのは、学校のテストで考えると、
「自分は50点しか取れなくても仕方ない」と諦めているように見えるかもしれません。
しかし、これはやりたいことを「諦めている」のではなく、
やりたいことを「実現する」ため考え方なのです。
50点でもテストを受けてコツコツ点を取る人と、
100点を狙ってテストを受けずに1点も取らない人の間には大きな差が開いていきます。
ここからはこの考え方を持つと具体的にどんなアクションを起こせるか、私の実例を交えて、ご紹介していきます。
具体例 筋トレができない
【やるやる詐欺】「いつか筋トレしよう」で4年経っていた
私は冒頭でお話したように、今でこそ毎日筋トレを継続して行えるようになりましたが、その前は筋トレをずっとしていませんでした。
厳密には、2020年ごろから4年間くらいずっと「筋トレ再開したいなー」と思いつつ、何もしていませんでした。
2019年に初めてジムに行って筋トレを始めたのが私の筋トレのスタートだったのですが、2020年にコロナで外出が禁止されてからはジムに行けなくなり、そのまま筋トレもフェードアウトしていました。
ジムで筋トレしていたときに「筋トレって気持ちいいな、楽しいな」とは思っていたので、健康のためにも筋トレはやったほうが良いと考えてはいました。
しかし、
「『ジム』で筋トレをするあの雰囲気が好きだし、テンションも上がる」
「自宅で自重や軽めのダンベルを使って筋トレするのは、ジムと比べると効率が悪いし、『筋トレするぞ』ってテンションが上がらない」
「コロナ禍が明けたら、ジム通いと筋トレを再開しよう」
と考えて、筋トレをしていませんでした。
しかし、その後、2022年に子どもができます。
子どもができたことに合わせて引っ越しをしたのですが、自宅から一番近いジムまでの距離が以前よりは遠くなりました。
コロナ禍は明けましたが、今度は子どもの世話でジムに行きづらくなりました。
時間を作って1回はジムへ行ってみましたが、やはり遠いと感じて、2回目は行かなくなってしまいます。
そのまま「筋トレしたほうがいいよな」と頭の片隅で思いつつ、何もしていない日が過ぎていきます。
いつまでも筋トレをしていない自分に問題意識は持っていましたが何もしていなかったのです。
【転換点】育休中に目覚める
しかし、2024年に2人目の子どもが産まれて、育休を取った時に大きな転機を迎えます。
育休を取ったことで
「自分が今度どういう人間でありたいのか、何をしたいのか」
をじっくり考える機会をもつことができました。
その結果、
「子どもをもった以上、『今は自分の理想の状況じゃないから、やっても非効率だから、今はやらない』という考え方では今後ずっと何もできない」
ということに気づいたのです。
ここで、
「『やっても50点しか取れないからやらない』をやめる」
「50点でいいから点を取ろう」と決めました。
その日から私は自宅で筋トレを始めました。
【継続の秘訣】私のゆる筋トレルール
17:00から筋トレタイムと決め、自重トレーニングを毎日やっています。
腕立てや腹筋、スクワットなど、基本的なトレーニングです。
回数は特に決めていません。
なるべく負荷をかけて、その時にできる範囲でやります。
ただ、決めていることもあります
- とにかく「毎日1回やる」
とりあえず「1回やったら目標達成」とめちゃくちゃハードルを下げています。
実際は1回やると2回3回とできます。 - 17時になったらやる
トリガーを決めておかないと自分のやる気に左右されてしまいます。
「17:00の鐘がなったら筋トレ」というルールは、やる気が関係ないので習慣化しやすいです。
なお、17:00を選んだのは「筋トレは体が温まっている時にやるのが効果的であり、一日で体温が最も高くなるのは夕方」という理由もあります。 - 土日で出かけた時はやらなくてもOK
土日は子どもたちと出かけることが多く、抱っこしたり歩き回ったりで自然と身体を使います。
また、筋トレを挟む時間も取りづらいため、気がついたら夜になっていることも多いです。
なので、「土日で出かけた時はやらなくてもOK」というルールにしています。 - 毎日やったことをXで記録する
「今日も筋トレできた」と達成したことを見える化することで、小さな自信がつき、継続しやすくなります。
(参考:私のXのポスト)
【今日やったこと】
・妻の肩マッサージ
・長女・次女の育児
:朝ご飯食べさせる、遊ぶ、おむつ替え歯磨き、寝かしつけ
・家事(ゴミ出し)
・長女を保育園へ送る
・基本ルーティン
トイレ掃除、妻の肩マッサージ、Inside Stories…— 来夢@Web系エンジニア (@raimuhosoda) March 3, 2025
もちろん、少しでも効果的にトレーニングできるよう工夫もしました
- Youtubeで筋トレの動画を見て正しいフォームを学ぶ
- プロテインを買って、トレーニング後に少し飲む
などです。
【結果】270日以上継続中、筋肉量1.6kg増
結果、冒頭でお伝えした通り、270日以上筋トレを継続できています。
また、数値での成果としても
体重68.5kg→70.1kg
筋肉量54.5kg→56.1kg
と1.6kgほど筋肉量を増やすこともできました。
体重70kgを目標としていたので無事目標できたわけです。
何より「私は前はできなかった筋トレも今日も継続できている」という事実こそが大きな自信になっています。
最大の敵は「やっても意味ないでしょ病」
ここまでの話を聞いて、
「言っていることは分かりましたが、
『やるなら完璧な状態を整えてやりたい』
『いま妥協して済ませるくらいなら、取っておいていつかやりたい』
『こんなのやっても意味ないでしょ』
と思ってしまう」
という人もいるでしょう。
例えば、
「マンガを読むなら、紙のマンガを、静かな漫画喫茶で、丸一日気が済むまで、集中して読みたい。自宅で電子書籍で済ませたくない。」
「筋トレするならジムでみっちりやりたい」
「1日に腕立て1回じゃやっても意味ないでしょ」
「家族キャンプではなく、子ども達や妻抜きで1人でゆっくりキャンプがしたい」
「ウォーキングを始めるならもう少し涼しくなってから」
というようなケースです。
これらはすべて私自身が過去に思ったことです。
私はこれを「やっても意味ないでしょ病」と勝手に呼んでいます。
もしあなたが「これやってみようかな」「いやーでもやっても意味ないでしょ」と思ったときは
「自分はいま前に進んでいるか」
を自分に問いかけて見てください。
進んでいると自信を持っていえるなら、今のやり方・考え方で全く問題ないでしょう。
ただ、「確かにずっとやりたいと思ったまま何もしていない」「停滞しているかも」と思ったのなら、今のままではだめです。
理由が何であれ、結局何もしていないなら、これからもきっと何もしません。
育児が落ち着くのは数年先でしょうし、育児が落ち着いたときには間違いなく別の何か(仕事や介護など)に追われています。
いつかではなく、今なにかするべきなのです。
もしあなたが今の環境の中で何かにトライしよう考えて、「いやでもやっても意味ないかな」とよぎったときは
「あ、これ『やっても意味ないでしょ病』だ」と思い出してください。
そして「自分っていま前に進めてるんだっけ?」と自問してみてください。
小さなトライを積み重ねた先にしか大きな成功はありません。
【パターン別】オススメのアクションプラン
ここからは今すぐできる具体的なアクションプランをご紹介していきたいと思います。
「運動しよう」と思ってずっとやっていない、というあなたへ
今すぐ「カーフレイズ」を1回やってみましょう。
「カーフレイズ」というのは簡単に言うと
「つま先立ちを何回もすることでふくらはぎを鍛える筋トレ」です。↓
あなたが、この記事を読んでいるのが通勤中であれ、自宅であれ、職場であれ、つま先立ちを1回するくらいなら2秒でできます。不審でもありません。
まずは1回だけでも良いのです。120点です。
どうでしょう?
やってみましたか?
見た目は地味ですが、カーフレイズは立派な筋トレ種目。
あなたは今日間違いなく筋トレをしたのです。
先程までの「運動をずっとしていなかったあなた」と
「『カーフレイズをやってみよう』と決めて実行したあなた」は
もう別人です。
あとは毎日この「1回」を積み重ねるだけです。
「楽すぎてこんなの続けても意味ないでしょ」と思ったら、
それは「やっても意味ないでしょ病」です。
もっとやれると思うなら、少しずつ回数を増やすのもいいでしょう。
運動の種類を増やすために、
エスカレーターではなく階段を使ったり、
遠回りして歩いて通勤したり、
他の筋トレをしたりするのも最高です。
やれる範囲で広げていけば、無理なく自然と継続して運動を続けられます。
今体感していただいた1回がスタートであり、
これが「50点をいま取ろう」ということです。
旅行に行きたいけどいけない
近場で「ぷち旅行」をしてみましょう。
家族で旅行に行くならどちらにせよいきなり遠出は無理です。
旅行は子どもがいる・いないで準備・計画が全く変わります。
まずは日帰りでドライブしたり、電車で出かけたり、一泊二日でお泊りすると良いです。
近場を経て遠出へステップアップしていきましょう。
また、「予習をする」のもオススメです。
私も「あんこう鍋を食べに茨城の大洗に行きたい」と思って何年も行けていなかったのですが、「もういっそお取り寄せで自宅で食べてみよう」と思い、あんこう鍋を自宅で作って食べました。
その時に買ったのがこちらの全国ご当地鍋フェスタ「鍋-1グランプリ」で優勝したという「日本一のあんこう鍋セット」です。
このように、旅行先で食べてみたいと思っているグルメがあるなら、お取り寄せや近くのお店で食べてみるのがオススメです。
「本場で食べないと意味ないじゃん」
「本場で食べる前に知っちゃったらもったいない」と思うかもしれません。
大丈夫です。
美味しかったら「現地の雰囲気の中で本物を食べてみたい!」となりますし、
予想と違ったら「本場はどうなのか確かめてみたい」となります。
「微妙だったからやっぱり食べに行かなくてもいいや」と行くのを止めてもいいと思います。それも前進です。
ちなみにあんこう鍋は私は大満足でしたが、妻の反応は微妙だったので、
「やっぱりわざわざ大洗まで食べに行かなくても良かったな」と思いました笑
いつかはあんこう鍋専門店に食べに行くつもりですが、
「大洗は後回しにして、家族で楽しめそうな別のグルメを食べに行くのを優先しよう」と考えています。
(今は両国のちゃんこ鍋を狙っています。)
また、オーストラリアに「クオッカ」という動物を見に行きたいね、と妻と話しているのですが、
海外旅行は娘たちがもう少し大きくなって楽しめるようになってから行こうと考えているので、
まずはクオッカが見られる埼玉の動物園に行く予定を立てています。
動物園でクオッカを子どもたちと一緒に見て
「クオッカ可愛かったね!今度野生のクオッカを見に行こう!」と
子どもたちも巻き込んでオーストラリアに行けたら最高だなと考えています。
このように本命の目的地に行く前にできることは色々あります。
取り入れられそうなものがあればぜひやってみてください。
飲み会に行きたいけどいけない
子どもがいる中、夜飲み会に行くのは気が引けますよね。
友人・知人との飲みであれば、
- 休日に昼飲みを企画する
- 自宅での宅飲みを提案する
この2つがオススメです。
大前提として、どちらも妻の理解と協力、事前の打ち合わせが必須です。
また、友人・知人にはあなたの都合に合わせてもらうことになるので、
あなたが幹事になるのがマストです。
休日の昼であれば平日の夜よりは育児家事の時間的余裕があることが多く、予定の調整が立てやすいです。
友人・知人には「育児で夜は飲みに行きづらいこと」を説明して、早めに昼飲みの日程を決めておけば特に迷惑はかけないでしょう。
また、どうしても夜しか予定が合わない場合は、友人・知人を自宅に招いて飲むという手もあります。
この形なら移動時間はかからないので、友人・知人が帰ったらすぐに家事育児ができますし、子どもを紹介する機会にもなります。
ただし、宅飲みの場合はさらに妻の理解と協力が必須です。
妻が面識がない人を自宅に招くなら、少なからず妻は緊張するでしょうし、気を使います。
子どもがいるのに自宅に招くことに抵抗感を覚える人も多いでしょう。
移動時間はないとはいえ、部屋の片付けや買い出し、食事の準備・片付けの手間は発生します。
子どもの食事やお風呂、寝かしつけ等のお世話もおそらくその日は妻にやってもらうことになるでしょう。
共働きだったらシンプルにそんな時間的余裕はないので開催自体無理かもしれません。
私は子どもが産まれてからは、友達と会うときは、
「休日にランチだけ食べに行く」か
「妻と面識のある人に限って昼に自宅に招いて飲む」か
にしています。
会社の飲み会でもほぼ同じです。
他社との接待や飲み会なら難しいでしょうが、
社内のイベント・飲み会であれば、あなたが幹事役を買って出て、
飲み会の時間を15:00開始に設定するのです。
(15:00がどうしても難しかったら17:00開始)
同じチームに育児中のパパママがいればその人達も巻き込んで、
「普段参加できないパパママも参加できる特別会にする」
をコンセプトとして掲げ、上司や周囲に説明すれば、15:00開始でも通る可能性はあります。
「保育園のお迎えや時短勤務で17:00以降は帰らないといけないけど、いつもいつも飲み会参加できないのはちょっと寂しい」という人は多いのです。
いずれにしても、
- 飲み会の時間は2時間程度、時間が来たら自分はスパッと帰る
- 飲む量はほろ酔い程度で(決して飲みすぎない)
- 終わったら必ず妻に面と向かって感謝を伝える
この3つは忘れないようにしましょう。
ゲームをしたいができない
- 妻や子どもと一緒にやる
- 妻と話して、まず妻の自由時間を設け、その間は家事育児を自分がやる。そのうえで自分のゲームの一人時間も設ける。
2について補足します。
「ゲームをしたいからこの時間はやらせてほしい」と妻と話をする、これも大事です。
ただ、私はパートナーと良好な関係を長期的に続けるのであれば、先に差し出すことが大事だと考えています。
先にパートナーの自由な時間をつくり、その間は自分が家事育児をする。
その上で、「自分のひとり時間もほしい」と話して時間を決める。
giveが先、takeが後です。
ゲームに限らずですが、一方的にもらってばかりだと、パートナーにばかり負担がかかり、あなたの信用貯金が減っていきます。
信用貯金が減ると、今後あらゆる場面で何か妻に協力をお願いしたいと思った時に、協力が得られなくなります。
それこそ、「飲み会に行きたい、友達と遊びに行きたい、副業に挑戦したい」みたいな時ですね。
「あなた毎日家事育児しないでXXX(ゲームなど)してるよね?
なんでまたあなたのやりたいことを優先して私が我慢しないといけないの?」となるのは至って自然な流れです。
また、「もらえるんだったら、こっちもあげる」のマインドだと、
「今日はゲームの時間取れなかったからそっちも我慢してよ」と二人ともlose-loseを望む考えにつながってしまいます。
これも持続的な関係ではありません。
逆に先に妻に自由な時間を作ってあげたらどうなるでしょう。
「自分はどうしてもこのゲームがやりたい。集中して楽しみたいからその間は多分家事育児はできないと思う。
ただ、自分だけ遊んで家や子どものことをXXX(妻の名前)に押し付けるのは申し訳ないから、まずはXXXが好きなことをする時間を少し設けたいと思っているんだけどどうかな?
その間は自分が家事育児するよ。
もし、それで上手く回りそうだったら、ゲームの時間も設けられたら嬉しい」
のような感じです。
これなら、妻からすると受け入れやすそうですよね。
先に差し出すのは一見、面倒で損しそうに見えるかもしれませんが、
実は一番気持ちも楽でパートナーともずっと良い関係を続けられる方法なのです。
今日から一緒に始めよう
ここまで、
- 50点でいいから、いま点を取ろう
- 「そんなのやっても意味ないでしょ」と思ったら、自分が前に進めているのかを俯瞰してみよう
という話をしてきました。
私も毎日試行錯誤して奮闘しています。
仕事や個人的にやりたいことに没頭してしまって、妻に一方的に負担をかけてしまうこともしょっちゅうです。
逆に育児や家事しかやらず、自分のやりたいこと(ブログを書くなど)ができずに不安を感じることもよくあります。
でも、やるべきことは常に変わりません。
今やれることを全力でやるだけです。
もしあなたがこの記事を読んで、私もやってみようと思ってくれたのなら一緒に頑張りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!